今月5日、日立造船の子会社、日立造船マリンエンジンとアイメックスの2社が船舶用エンジンの燃費性能を示す、燃料消費率の測定データを改ざんし、出荷していたことが明らかになりました。
国土交通省は8日、熊本県にある日立造船マリンエンジンの工場に立ち入り調査を行ったのに続き、10日午前、広島県尾道市にあるアイメックスの工場に職員5人を派遣し、海洋汚染防止法に基づく立ち入り調査を始めました。
日立造船によりますと、改ざんは2社で合わせて1364台のエンジンで行われ、アイメックスでは414台だったということです。
国土交通省は今回の調査で、エンジンの製造に関係する担当者から聞き取りを行うなどして改ざんについての事実関係を確認するということです。
船舶用エンジンの燃料消費率のデータ改ざんは、エンジンメーカーのIHI原動機でも明らかになっていて、国土交通省は国内のほかのメーカー19社に対し、改ざんがなかったか社内調査を行い、9月末をめどに報告するよう求めています。
時間
10/07/2024
数字をクリック
1758
日立造船の広島の子会社 データ改ざんで立ち入り調査 国交省
詳細
推奨
-
1
徳島 18歳の3人死亡事故 車は直前に対向車線にはみ出したか
01/05
-
2
五輪汚職事件 KADOKAWA元会長「人質司法」で国を提訴
27/06
-
3
輪島 地震で亡くなった親子 1か月たっての葬儀 別れ惜しむ
03/02
-
4
道路の舗装工事で契約外の材料使用 新たに都内6つの工事でも
14/08
-
5
新潟市 り災証明書の対応加速へ 住宅調査の職員を約1.6倍に
19/01
-
6
指名手配の上地恵栄容疑者死亡判明 19年前の殺人事件後自殺か
26/04