ASF=アフリカ豚熱は、人には感染しませんが、豚やイノシシが感染すると致死率はほぼ100%とされています。
日本での感染は確認されていないものの、国内で発生した場合、有効なワクチンがないため、畜産業に大きな打撃となることが懸念されています。
農林水産省によりますと、去年12月以降、韓国の南東部プサンで感染が急拡大し、日本の豚の飼育数でおよそ3割を占める九州などに向かうフェリーターミナルの近くでも野生のイノシシからアフリカ豚熱の感染が確認されたということです。
さらに旧正月の「春節」に合わせた連休で、日本と韓国、中国などとの間で旅行客の往来も活発になるため、農林水産省は水際対策を強化することになりました。
空港や港で入国者の靴底の消毒を徹底するほか、カーフェリーで入国する場合は、車や二輪車などの消毒も実施します。
また、都道府県には、畜産関係者などへの注意喚起に協力するよう呼びかけるなど、関係機関と連携し、対処するとしています。
対策について坂本農林水産大臣は「ウイルスの侵入リスクはかつてないほど高まっている。危機感を共有し、侵入防止に取り組みたい」と述べました。
時間
07/02/2024
数字をクリック
1561
アフリカ豚熱が韓国で急拡大 農水省が水際対策強化へ
詳細
推奨
-
1
ネット賭けマージャン 会社員ら逮捕 オンラインカジノ運営で初
19/02
-
2
「東京マラソン」で大規模交通規制 “公共交通機関の利用を”
03/03
-
3
孤独や孤立の問題 「メタバース」活用し悩み相談など開始 政府
02/05
-
4
「地震地域係数」国が見直し検討 能登半島など低い地域で被害
23/03
-
5
熱中症搬送 9月15日までの1週間 全国で4157人“今後も対策を”
18/09
-
6
パルシステム 下請け代金を不当に減額か 公取が再発防止で勧告
04/09