長野と岐阜の県境にある御嶽山では、10年前の2014年9月27日に最高峰・剣ヶ峰の南西側の斜面で突然、噴火が発生し、58人が死亡、5人が行方不明となりました。
27日は、ふもとの王滝村で遺族や自治体の関係者など70人が出席するなか追悼式が行われ、噴火が起きた時刻と同じ午前11時52分に合わせて犠牲者に祈りをささげ、教訓を伝え続けることへの誓いを新たにしました。
続いて、同じくふもとの木曽町の原久仁男町長が「噴火から10年の日、改めて人命の安全を第1に考え火山防災対策にまい進していくことを誓います」と述べました。
また、父親を亡くした神戸市の松井登輝也さんは「長い年月をかけて徐々に気持ちの整理をつけることができたかもしれませんが、この傷は一生治ることはありません。父の思いを伝えていくこと、災害の教訓を伝承していくことが、与えられた使命だと思っています」と述べました。
そして、遺族ら一人ひとりが、慰霊碑の前に設けられた献花台に花を供えました。
時間
27/09/2024
数字をクリック
1070
御嶽山噴火から10年で追悼式 遺族ら犠牲者に祈りささげる
詳細
推奨
-
1
ハワイ島 機内に手投げ弾持ち込もうとし逮捕の日本人 釈放
11/07
-
2
新幹線開業後 初の大型連休 福井の温泉の旅館 準備に追われる
26/04
-
3
ローマ字表記 70年ぶり改定も視野に 文化庁の審議会に検討諮問
14/05
-
4
「あきた観光大使」にお笑いトリオ「ハナコ」岡部大さんが任命
06/09
-
5
成田空港 従業員の通勤時間短縮へ 住宅地とバスで結ぶ実証実験
10/03
-
6
コンビニ越しの富士山を隠す幕 より丈夫な素材に張り替え 山梨
25/07