小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取したあと、腎臓の病気を発症するなど、健康被害の訴えが相次いでいて、経営責任を取る形で、創業家出身の会長と社長が辞任し、8月、紅麹関連の製品の製造や販売を行う事業から撤退することを決めました。
一連の問題を受けて、会社が17日公表した再発防止策によりますと、品質や安全への意識改革をはかるため、品質保証や安全管理の責任を担う部署を明確にすることや、開発部門と工場の間で、製造工程の課題について検討する場を設けることなど、体制を強化するとしました。
また、意識改革の一環として、重要な経営目標として掲げていた「連続増益」を中期経営計画から削除するとしています。
さらに再発防止策では、問題の公表が遅れたことを受け、創業家依存の経営からの脱却や、意思決定機関の刷新など、ガバナンスの抜本的な改革に取り組むことも盛り込みました。
「同調圧力が働きやすく、創業家の意向をくんだ意思決定になっていた」として、同質性を排除し、多様な人材の確保などを進めるとしました。
時間
17/09/2024
数字をクリック
1836
小林製薬 紅麹成分含むサプリメント問題受け 再発防止策を公表
詳細
推奨
-
1
大型連休明け 東海や近畿中心に雨 風も強まる 交通影響に注意
07/05
-
2
特急列車内からタクシー予約 駅で配車の実証実験 JR四国など
24/06
-
3
知ってる?こどものキケン 子どもの近視 乳幼児期から対策を!
18/09
-
4
愛媛 商業施設で発砲か 倒れていた男性死亡 現場から男が逃走
14/01
-
5
「北陸応援割」の2回目 石川県内のみを対象に始まる
07/05
-
6
三重 亀山 川遊びの高校生 溺れ死亡 友人を助けようとしたか
06/08