国の上告が退けられたのは
▽宮城県内に住む知的障害のある千葉広和さん(75)と、80代の男性の2人が訴えた裁判と
▽大阪府に住む、いずれも聴覚に障害のある70代の夫婦が訴えた裁判です。
宮城県の千葉さんと80代の男性は10代のころ、大阪府の70代の妻は20代のころに不妊手術を強制的に受けさせられたとして、国に賠償を求める訴えを起こしていました。
2審の仙台高等裁判所と大阪高等裁判所は、旧優生保護法は憲法に違反していたとして、それぞれ国に賠償を命じる判決を言い渡していました。
これに対し、2件とも国が不服として上告していましたが、最高裁判所第1小法廷の岡正晶 裁判長は4日、上告を退ける決定をし、国に賠償を命じる判決が確定しました。
旧優生保護法をめぐる裁判は全国で起こされていて、最高裁大法廷は3日、そのうちの5件で「旧優生保護法は憲法に違反していた」として、国に賠償責任があるとする統一判断を示していました。
時間
05/07/2024
数字をクリック
1062
旧優生保護法裁判 宮城大阪の2件 最高裁 国の上告退け判決確定
詳細
推奨
-
1
学校の敷地内にクマ 近くの山林に逃げる けが人なし 栃木 日光
24/06
-
2
震度6弱の宮崎で災害廃棄物の受け入れ「1か月分の7割が1日で」
10/08
-
3
富士山 登山者数管理で新予約システム 20日から今季の受け付け
13/05
-
4
佐賀 神埼市長を逮捕 ふるさと納税PR業務の入札情報教えたか
13/02
-
5
三重 国立病院機構鈴鹿病院で入院患者に虐待疑い 36件確認
11/07
-
6
東海道新幹線 上下線 全線で運転再開 現在も大幅な遅れ
06/07