東京 八王子市の精神科病院「滝山病院」では去年2月、入院患者への暴行事件が発覚し、病院は5月に都に対して改善計画を提出していました。
しかし、都から再発防止に向けた取り組みが十分ではないなどとして文書で指導を受けたため、31日、修正した改善計画を再提出しました。
この中では、医療体制の管理や見直しを怠っていた院長と理事長の責任は重大だとして2人が辞任することや、非常勤職員中心の看護体制を見直し、常勤の割合を引き上げるなどとしています。
また、これまで十分な退院支援を行ってこなかったとして、患者の退院意向の確認や地域での生活を支援する体制を整備していくとしています。
都は今後、取り組みの進捗(しんちょく)を確認するとともに、病院側に改善状況の報告を求めていくことにしています。
滝山病院は「被害に見舞われた患者さん及びそのご家族に対し今一度心よりお詫び申し上げます。失墜した社会的信頼を回復するには並大抵なことではなく、二度と虐待事案が起きないよう病院の再建につなげていく」としています。
時間
31/01/2024
数字をクリック
1862
入院患者への暴行事件 滝山病院 改善計画再提出 院長ら辞任へ
詳細
推奨
-
1
水俣病患者団体求める認定制度見直し 熊本県側 直接的回答せず
04/08
-
2
栃木 那須町遺体遺棄事件 死因は窒息死 20代男から任意で聴取
17/04
-
3
首都高で男性死亡 ひき逃げか トラック運転手を逮捕 一部否認
12/10
-
4
福岡 糸島 屋外プールからはだしで移動 生徒21人足の裏やけど
30/07
-
5
追徴課税取り消し裁判 日産に約50億円の追徴課税確定 最高裁
18/07
-
6
宝塚歌劇団 劇団員死亡 きょうの会見で協議の結果を説明か
28/03